我ながらキモいくらい砂沙美に思い入れているのはなじぇ

アミちゃんとの恋はまだはやい!とか観ながら騒いでいたので、周囲の人たちからは「親心杉」とか言われまくっていたのですが。
親心というよりも、過去の自分に重ねているというか。なんだろうね。小学生の頃の恋って、もちろん子どもなりに切ないことがあって色々悩んだり泣いたりもするけど、でも基本的にはクラスに何人も「イイナー」って思う子がいるような、そんなものじゃないですか。席替えして隣に座った子のことを好きになるような。
でも、砂沙美のそれは最初からそういう範疇を超えているようにみえて、だから、「ああまだ早い」と思ってしまった。アミちゃんに会いたくて合宿所を抜け出す姿をみながら。

なんというか、他に表現がみつからないから仕方なくこう書くんですけれども、それはもう少女ではなくて、女の顔だと思ったのです。

そうはならないで欲しかった。これは年増女の感傷でしかないですけれども、いつまでも無邪気でアホな少女でいてほしかった。ぶっちゃければ、汚れないでほしかった。
美紗緒ちゃんが表層的に大人化するのはいいんですよ。美紗緒ちゃんは、大人になってしまいたかったんだろうし、内包していたものが砂沙美とは違う。だから、表層的に一瞬だけ大人になるけれども最終的には子どもに戻ってモン太と小学生らしい恋をする。問題ない。
砂沙美は、そうじゃなかったじゃないですか。ただのガキンチョだったじゃないですか。なぜそれを、一人だけ先に大人にする必要があるんだーと叫びたい。ううう。
(あ、でも司さまはぶっちゃけ一人だけ神がかって色々見えていますね。あいつは非処女だ!)


まぁ、そんなわけで、砂沙美だいすきです。とても楽しいアニメ鑑賞でした。