桜蘭高校ホスト部 第12話

適当に思いついたことを書きなぐっているのでそっとしておいてください……。


ストパニや神無月みたいな作品のある種の円熟をみるにつけ、百合文化のほうが浸透しているのか…?と思う。
ホモ妄想文化は大昔からあるにも関わらず、(百合に対するものとしてBLという捉え方をするならば)学園ヘヴンとか好きしょのようなまだまだお粗末な世界しかありえないのは。なぜ。
ってやっぱり基本は妄想だけにとどめるべき世界だからなのかなーでもそれ言ったら百合も同じはず。あーでもマリみてのような土壌が存在しているから……?(思考停止)

そんな中でホスト部が絶妙にそっち寄りな萌えも担っていることは確実なんだけれども、ハニーモリやりすぎ。そこをそう断言しちゃいけない。ハニーとモリの関係を公式な外部視点からホモにおさめるような真似はしないでください!みたいな。そんな、気分が。(いやまあ、そういう風に見ているわけですけれどもそれを公式サイドからそうなんだろ?的にやるのはホスト部の常ですけれども度を越したらそっぽ向いちゃうんですよ私ってば乙女だから)(今回の度を越したっぷりは、あれです。双子たちが意識的に演じているのは元より問題ないとして、モリ→ハニーの感情を明確に腐女子媚的描写しすぎた、ということです)(つまり、モリには本来その自覚がなく、忠義心に近いもので振舞っているはずで、ホスト部世界観としてもそこの路線ははずさない(けれど読者は勝手に読み取る)はずなのに、作中のれんげちゃんや告白女生徒の視点によって公式に「勝手に読み取る」ことが許されてしまっていることが気持ち悪い)


モリへの恋愛感情で涙ぐみさえしたあの可憐な少女をして、ハニーモリに目覚めさせるってそれ根本から間違ってる!!!という腹立ち方は正しいんじゃないかという気がします。だってそのへん原作はちゃんと処理していたもの。
ただこれは「腐女子の逆鱗に一番触れる異性の言動は半端な理解を示されることである」に近いというか。榎戸さん実は把握しきれてないですね……ということなのか、意図的なずらしなのか。
というか単純に、チョコを受け取る受け取らないのところが欠如していると、モリが自分に課した罰だっていうのも意味わからなすというか、モリ自意識過剰す、という感じになることが気に入らないだけなのかもしれません。


……。
われながらきもい……。


<追記>
ああ、でもこれは、原作を読んでしまった弊害(?)なのかもしれません。原作未読のままだったら不満なんて感じずにハァハァして終わったような気もします。腐女子媚しすぎ!とは思ったかもしれないけれど。モリに対する告白の処理の仕方に関しての疑問は持たなかったような……。