まなび08話を観て考えた、出てくる大人が総じてきもい件

やっぱり全然納得いかない。06&07話でちょっと見直してたけど、今回でやっぱり何かが下がった。いや「何か」じゃない。この番組への評価だ。
相変わらずシモジーのわかりやすい「大人の中の味方」っぷりにもウンザリするけれど、両理事長の、特に愛洸の気持ち悪さったらない。
愛洸の理事長は、学園祭の実施は学生の本分ではないって理由で学園祭の中止を絶対命令していたのに、そして生徒会役員以外から学園祭中止を悲しむ声が聞こえないって痛いところを突いたのに、なんだって「全校生徒の70%の署名を集めろ」とかいう具体的かつ実現可能な条件をわざわざ出してくれるの。
なんかそういうのがいちいち気持ち悪いんだよな。大事なところなのに、なんであんたが具体的に解決の道を示すの。そこから模索しなくていいの。せめて
「あなたたちの情熱はよくわかった。無下にして統合後の学園の経営に差し障りがあってもいけないから、一週間で私を説得してみせなさい」
的な、まなびたちにもう一歩深く考えさせる命題を与えればいいのに。そもそも、なんで生徒達が支持してくれないのか、とかさ。本当に学園祭だけが自分達のやるべきことか、とかさ。まなびたちが根本的に考えるべきことはたくさんあるだろうよ。
でも、そうさせない。解決の道を、ものすげー簡単に向こうから示してくれちゃう。


これは、あれか、まなびたちに思考を放棄させるための陰謀か? なんか、学園祭中止の対抗馬として「駅前のダンスパーティー」とやらがあるっぽいし。これをぶちこわして、署名集めてチャンチャンにするの? そんで、直談判したり署名運動したり、これってすでにかなりの「祭り」でしたよね、ってゴール設定をしてくれちゃったの? 「みんなでなにかを成し遂げましたね! おめでとう!」って? ほんで、
 それでも学園祭をやりたいのですか
  ↓
 やりたいよ! だって、学園祭の持つ意味は「みんなでやる」って事だけじゃないもんネ☆
とか? 嗚呼、青春賛歌。


両理事長の言動から導き出した、私が納得いく解釈はこれだけです。
・この文化祭云々って騒動が愛洸の理事長含めた大人たちの「生徒に活力を与えちゃうぞ」陰謀
そうじゃなかったら、嘘すぎてやってられねー。