くじびきアンバランス

いまごろ観終わりました。こういう企画モノをちゃんと作ってあると嬉しい気持ちになるフシギ。
でも、最後のほうの千尋ちゃん生徒会長やらないと言い出すあたりはイマイチだな。なんつーか、あれですよ。
時乃がさ、泣いたじゃないですか。私じゃダメなのって。りっちゃんの前で。蕎麦屋でも蓮子さまに「あんたが説得しなくて誰がやるのよ」って言われてたけど、泣いてたじゃないですか。
それで、まんまと千尋ちゃんを説得できるのが、ヘルメットを脱いだ「りっちゃん」だって、これひどくないか。時乃の言う通りだったんじゃないか。ひどい。でもって、りっちゃんは留学していなくなっちゃって、「時乃と一緒に生徒会やっていきたい」ってお前ーーーちひろーーーーですよ。りっちゃんいないなら時乃なのか、と。しかも千尋はそのひどさをまったくもって自覚していなくて、白痴である時乃が自覚しているってところがまたひどい。
でも、まあ、そもそも時乃は白痴でありながら自覚的である*1、というのが伏線としてあったので、間違ってはいないんだがー。せつねーよ。くそ。
個人的には、山田の底抜けなところが割りと気に入っていました。小雪もまんまとかわいかった。
あとね、あとね。生徒会長の胸がでかいのは、キャラデザのミスだって思うの。わたし、りっちゃんが「手をつなぎたいの」って言うところ、つるぺただったらもっとホアーってなれた気がする……。
しかし、ヘルメットをとって「りっちゃん」として千尋を説得しにいった会長の心中は、とか思うと割と鬱になりますね、これ。時乃不憫なり。
つーか、千尋ちゃんのどこがいいのか最後までわからなかったよ!!!
あ、あと、副会長と生徒会長の関係は描写不足。時間的にしょうがないけど。思わず「原作ちゃんと読みてー」って思った。いやいや。

*1:何話だったか忘れてしまったけど、ちゃらちゃらした浮かれっぷりをうとまれていることを、わかっていると呟いて泣きながら走っていた回があった。これ、私のくじアンベストシーンね!